スロー・ステッチング(Slow Stitching)とは

Slow Stitching ごろごろ刺繍 スローステッチング

スロー・ステッチングとは

スロー・ステッチングは、時間をかけ、丁寧に手縫いで作品を作る刺繍技法です。 型紙や刺繍枠を使わず、自由に布を縫い合わせていくのが特徴です。

また、スロー・ステッチングは、マインドフルネスを実践するための簡単な方法の一つです。一針一針丁寧に縫い上げていくこの瞬間に意識を集中し、自分自身をありのままに受け入れることでストレス軽減につながるとされています。

ここでは、スロー・ステッチングの基本的なやり方をご紹介します。

Slow Stetchingで作るトイプードルのファブリックパネル ごろごろ刺繍

材料


  • 好きな色の布を用意します。 ハギレやフェルト、古布、古着などなんでも使うことができます。

  • 布の色に合った刺繍糸を用意します。ラメ糸や毛糸、紐など、自由な発想で挑戦してみましょう。

  • 手縫い用の針を用意します。
  • その他
    ビーズ、リボン、ボタンなど、お好みで飾り付ける材料をご準備ください
手芸の材料 ごろごろ刺繍

スロー・ステッチングの制作手順

  1. 布の準備
    お好みで布をアイロンで平らに整えておきます。
  2. 布のカット
    布を様々な形にカットします。 正方形、三角形、五角形、または花や動物など、好きな形にカットしましょう。
  3. 布の配置
    土台布の上に、カットした布をランダムに並べていきます。 色のバランスや柄の組み合わせなどを考慮しながら、自由に配置しましょう。
  4. 布の縫い付け
    並べた布を、手縫いで縫い付けていきます。 縫い方は自由です。 ボタンホールステッチ、ブランケットステッチ、サテンステッチなど、様々なステッチを試してみましょう。
  5. 装飾
    お好みで、ビーズやリボン、ボタンなどを用いて仕上げていきます。
  6. 仕上げ
    裏布を縫い付け、完成です。
    フォトフレームに入れたり、小物に仕立てたり、ただ眺めるだけでもいいですね。

スロー・ステッチングを楽しむためのポイント

  • 型紙や刺繍枠を使わないので、自由な発想で作品を作ることができます。
  • 一針一針丁寧に縫うことで、心が落ち着き、リラックス効果が期待できます。
  • 好きな色の布や糸を使って、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。
  • 完璧さを求めず、ひらめきを大切にじっくりと制作をしてみましょう。

参考動画

ごろごろ刺繍が制作したスローステッチングの動画です

マインドフルネスの効果について

マインドフルネスは、今この瞬間に意識を集中し、自分自身と周囲の環境をありのままに受け入れる心の状態を指します。
近年、ストレスや不安を軽減し、心身の健康に効果をもたらすとして注目されています。

スロー・ステッチングとマインドフルネスの関係

  • 集中力・没頭感

スロー・ステッチングは、一針一針丁寧に縫い上げていく作業のため、自然と集中力が高まり、雑念が消えます。 マインドフルネスでは、今この瞬間に意識を集中するため、集中力が高まり、心が落ち着きます。

  • 五感の刺激

スロー・ステッチングでは、布の感触、糸の色、針の刺し心地など、様々な感覚を味わいます。 マインドフルネスでは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚など、五感を通して周囲の環境を意識します。

  • リラックス効果

スロー・ステッチングは、心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらします。 マインドフルネスは、ストレスや不安を軽減し、リラックス効果をもたらします。

  • 創造性

スロー・ステッチングは、型紙に縛られない自由な表現ができるため、創造性を発揮することができます。 マインドフルネスは、固定観念から解放し、創造性を高める効果があります。

スロー・ステッチングとマインドフルネスを組み合わせることで、より深いリラックス効果や集中力、創造性を高めることができます。

具体的な方法

  • 一針一針に意識を集中し、布の感触や糸の滑らかさなどを味わう。
  • 呼吸に意識を向け、ゆっくりと深呼吸をする。
  • 雑念が浮かんでも、否定せずに、ただ眺める。
  • 完成を急がず、過程を楽しむ。

スローステッチングの作品例

最後に

スロー・ステッチングは、手縫いの温かさを存分に感じられる刺繍技法です。 時間をかけて丁寧に作られた作品は、愛着のある宝物になるでしょう。

出来上がったときの感動、達成感でリラックス効果も実感できます。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました